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おおよそ18.44メートル離れて、ナギサと野原さんが対面する。
皆が注目する。
「もう、みんな注目しすぎぃ〜」
ナギサは嬉しそう。
改めてキャッチボール投法からリリースした。
ゆっくり向かい、ゆらゆらと揺れ始める。
野原さんがボールを弾いていた。
黒野さんは目を見開き驚いている。
「練習したらモノになるかもしれないわね!」と黒野さんは太鼓判を押す。
「無回転に近いし、良いかもしれない」
野原さんも頷いている。
「練習してみる?」と黒野さんが言った。
「やります!やりまーす!」
ナギサが元気よく返事をした。
もしかしたら、ナックルボーラーナギサが誕生するかも。
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