第二話

13/75
前へ
/302ページ
次へ
 味付けは絶妙だった。 「ナギサは料理上手いんだね」 「へへ、ありがと。母上の方がもっと上手いよ。よくご飯の支度手伝うしね」  私達は咀嚼しながら、話しながらオムライスを食べていく。 (いい時間だなぁ……)  私は改めて、親友と呼べる人ができたと実感していた。  昼ご飯を食べ終え、ナギサはスイッチの格闘ゲームを勧めてきた。  対戦してみるも、実力差でまったく勝てない。  上手く逃げられて、攻撃を当てられてしまう。
/302ページ

最初のコメントを投稿しよう!

22人が本棚に入れています
本棚に追加