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食後に紅茶を頂いていた。
ティーパックの紅茶だけど、オルガさんが淹れると美味しく感じる。
ナギサは私の野球の上手さを熱弁していた。
オルガさんは相槌を打ちながら静かに聞いている。
大人の色気のあるお母さんだ。
帰り際、オルガさんが丁寧にお辞儀をした。
「今日はありがとうね」
「いえいえ、とても楽しかったです。ご飯ごちそうさまでした」
私も慌てて頭を下げた。
「ミキちゃん、また家で遊ぼう」
にこにこと笑ってナギサが口にした。
夕暮れの中、ナギサの家を離れた。
家に帰ってきても、余韻が冷めないのかナギサからラインが来ていた。
こんな他愛のないやり取りが一番私が求めていた事かもしれない。
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