第二話

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 ゴールデンウィーク後半の水曜日。  私は家族でドライブしていた。  どこも混んでいるので近場を周る。  大型ショッピングセンターに行き、母とウィンドウショッピングをする。  父は別行動。  やはりここでも人手は多く、歩いている内にだんだんしんどくなってきた。 「休もうか?」  母が私の顔色を心配して言った。 「うん、フードコートでちょっと休もう」  そうは言ってもフードコートも人でいっぱい。  やっと二人分の席を取ると、母が父に連絡をしていた。
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