卵で産む
2/12
読書設定
目次
前へ
/
12ページ
次へ
「ただいま」 玄関のドアを開けると、香辛料の香りが鼻を通っていった。わたしはもう一度大きく鼻で息を吸った。――懐かしさのように感じるカレーの匂い。 「おかえり」 夫の弘人はエプロン姿で現れた。目を細めて迎えてくれた。 わたしはふと何日か前に食べたコンビニのカレーが口に合わなかったと話したことを思い出した。わたしも目を細めて言った。 「カレー、久しぶりに手作りで、うれしい!」
/
12ページ
最初のコメントを投稿しよう!
2人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
25(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!