卵で産む
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「由貴、おれ、子どもが欲しいんだ」 それは突然だった。 「え? なんで?」 わたしは遠回しに反対であるような反応をしたが、弘人は無視して続けた。 「ずっと、そう思っていた。でも由貴は仕事が好きだし、邪魔になるって思っているだろ?」 弘人の言葉にわたしは体が熱くなった。 「……うん」 わたしはなるべく早く、素直に答えた。 「だから、卵で産もうよ」 ――卵。
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