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音遠の過去
音遠saido
私の家は4人家族だった。
お母さん、お父さん、そして弟。
お母さんは料理がとても上手だった。
お父さんは、会社の社長のお気に入り。
そして弟は成績優秀で、すごくモテていた。
私は毎日充実した日々を過ごしていた。
そんなある日___
お母さん「今日はお父さん早く帰ってこられるんですって!」
弟「ほんとぉ⁉✨」
音遠「そうなの⁉やった!久しぶりにみんなでご飯食べられるね!」
お母さん「そうね〜」
弟「僕も夜ご飯の手伝いしたい!」
音遠「私もしたいな〜!」
お母さん「もちろんそのつもりよ!」
2人「わーい!」
お母さん「じゃあ音遠はお使い行ってきてくれる?」
弟「えぇ〜!お姉ちゃんだけずるいよ!」
音遠「紫苑(弟の名前)はお母さんと家でお留守番〜!」
弟「むぅ〜!意地悪っ!」
お母さん「紫苑は私と一緒に音遠が帰ってくるのを待ちましょう?」
弟「…わかった!次は一緒に行こうね!」
音遠「うん!次は一緒に行こう!」
そう約束したのに……次なんてなかった。
音遠「よしっ!これくらいかな〜!」
家の近くに行くと、近所の人が騒いでいた。
そして_____
焦げ臭かった。
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