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時を同じくして西皇学園…探偵部部室では…部員たちが一つの異変を嗅ぎとっていた。
??「ふむふむ。学園の裏にそんな抜け穴が?」
?「何か見えたんですか?冬平部長?」
麻友「あぁワトソン君…とても面白いものが見れたよ」
ワトソン「面白い物?」ワトソンのその言葉聞いた麻友は…緑色のリボンを付けたベアーを出現させた。
麻友「これを見たまえ」そう言うとベアーの目が突然光だし部室の壁に先程麻友が赤いリボンのベアー越しに見た情景が映し出される。
ワトソン「学園の裏にこんな抜け穴があったなんて?」
麻友「気になるだろう?」
ワトソン「ええ。けどあの青年はどうやって時空の切れ目に穴を開けてるのでしょうか?」
麻友「とても簡単な事だよ。ワトソンくん。それが彼の能力なのさ」
ワトソン「時空に干渉できる能力?希少ですね?」
麻友「あぁ。私の知る限りそんな事ができる奴はこの学園には3人しかいない。」
麻友「一人は…時の守人の家系である時雨家の者。もう一人は摂家の一柱西方の地を統べる九条家の跡取り息子…九条大我。そしてこの学園の理事長さ」
麻友「だがあの青年はその誰でもない。」
ワトソン「誰なのでしょうか?」
麻友「今の所わからない。この世界だけの話ならそんな事ができる人間は限られてるからすぐにわかるけど…」
麻友「異世界人の可能性もあるからね?」そう言うと麻友は紫色のリボンをつけたベアーを出現させる。
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