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翌日も早朝からパンの仕込みをしていた
「昨日はご老人がおおかったから、胃腸に優しくてリウマチに聞く魔力を込めたパンを多めに作って・・・」
ウキウキしなが、パンを焼いていると、ドンドンと扉が叩かれる
(開店前なのになにかしら?)
私は訝しげにドアを開けるとそこには、冒険者一行が立っていた。
「ここでは食べるだけでエンチャントが得られるパンを売っていると聞きました。どうか強化魔法を練り込んだパンを焼いてくれませんか?」
聞けば冒険者達は仲間に強化魔法を使える者がいないため、この先のダンジョン攻略に苦戦しているとのことなのだ。
「それは構いませんが、開店までまだ間がありますからお待ちいただけますか?」
「ありがとう!もちろんお待ちします!」
私は扉を閉めると厨房に戻り、身体強化の魔力を込めてパンを生地をこねる。
(強すぎる魔力ではだめ、適度におさえて練り込む)
私は匙加減が難しい魔力の注入を行い、冒険者用のパンを焼くのだった。
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