迷い込んだ少年

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「...あるの?」 「そうじゃな、ここの主、館長の所へ行けば出られるかもしれんなぁ...」 「そう...ちなみにここから出れなかったら?」 「あそこに見える異形の仲間入りじゃな」 「異形...?」 「それ、あそこじゃ」 アルが見る先を見てみると... 「え...なに...あれ...」 そこには、首のない怪物や、下半身がない怪物、足だけの怪物...がたくさんいた... 「あれが、異形じゃ、元は人だったもの達の成れの果てじゃな」 「...出れなければ、あれの仲間入り...?そんなの、ごめんだ...」 「ふむ、わしも手伝ってやろう、お主が出れるようにサポートさせてもらうぞぃ」 「ありがとう、アル...よろしくね」 「任せんしゃい」 こうして、僕はアルの協力のもと、この館からの脱出の為に、館長を探すことにした
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