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春
出会いの季節の春
晴れやかな空の下、桜の花びらを舞わせる風に乱された髪を押さえながら、そそり立つ学園を見上げた
満開の桜も相まって、そこは桃源郷のように思えた
今から始まる生活に、期待を胸に抱きながら
僕は
元気に妄想を始めた
腐ぉぉぉぉぉぉ!
王道が来たら、ここで副会長イベント!が始まるんだ!
うわ!この門デカイ!
さすが金持ちー!
無駄にキラキラしてる!
期待でワクがむねむねするね!!
そう、この桜並木を進んで行く彼がそこがこの小説の主人公、いわゆる腐男子です
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