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目覚めたら、知らない天井だった
人間、想像を絶する驚きに出会うと呼吸を忘れてしまう事を初めて知った。
ボク、ニンゲン…………?
「「固まった」」
「固まったね〜なんか、デジャヴってやつだね〜」
「おや、お目覚めですか。会長の仕事も終わりましたし、丁度いいですね。…………いつもより1.5倍の速さ…おや、これはいい事を知れましたね……」
「……お、はよ」
(˙Δ˙; )
( ˙ㅿ˙ )
え?
フカフカなベッドならぬソファからなしけしの腹筋を使って勢いよく上体を起こして見渡すと、そこは見覚えしかない生徒会室だった。
ホワイ?!ボク、生徒会室にイン?!
前回とは違い書記以外はソファには居らず、奥のそれぞれのデスクであろう書類が積まれた所に座っていた。
面白そうにニヤニヤこちらをガン見して仕事をするはずの手が全く進んでないけど。
「さて。おはようございます、水無瀬さん。よく眠っていらしてたけど、昨夜は夜更かしでもしてました?そんなに無防備に寝てしまわれては、気がついたら何処ぞのオオカミに食べられてしまいますよ?まあ、そうお望みでしたら、止めは致しませんが」
おぉ、副会長さん今日もエンジン全開!!
とても楽しそうだね!ニコニコ笑顔にるんるんという文字が付いてそうだよ!
その原因を知っている身としては、尊いがすぎて話の内容よりも思わず拝みたくなるね!
手を合わせてたら、とっても怪訝そうな顔をされました!そんな顔も萌の材料にしかならないね!
あ!
そうだよ、転校生!!
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