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もうなんか開き直って、次々とタイミングよく放り投げられるクッキーとりんごジュースを堪能していると
キーンコンカーンコン♪
「おや、予鈴が鳴ってしまいましたね。会長、いたいけな学生の本文を邪魔してはいけませんよ。元の場所に返してきなさい」
え、まだ捨て猫から進化してなかったの?!
なんか地味にショック……
「……。」
なんでそこで黙っちゃうのかな?
僕教室に帰りたいんだけど……ホスト教師と爽やか蒼弥の出会いイベントを逃すつもりは毛頭ない!!
さあ!連れてゆけー!
自分じゃ道がわからん!!
「……る、い……呼んで、いい……?」
わ〜お、書記さんはマイペースだね!
うん!許す!!
「「はいはーい!副会長ー!大丈夫だよー!」」
「るいるいの事は」
「僕たちが責任を持って連れていくから!」
「「なんだって、同じ学年で同じフロアだもんね!!会長と違ってー!」」
「ん。……まかせて……同じ、クラス……いっしょ、行く」
「おや。そういえば、そうでしたね。光は水無瀬さんとは同じクラスでしたね。会長とは違って。これは心強い」
自信満々に頷くワンコ萌えー!
主人に出来るところをアピールする時の顔だよー!
同じクラスなことよりも、かわいいくて驚いたよ!
萌えチャージしてたら、後ろから両側の腕をガッシリと掴まれた。
左右を見ると同じ顔。
ん?でも、微かに匂いが違うような……
「それじゃあ!」
「るいるいの教室に!」
「「出発!進行ー!!オーー!」」
「…お……!」
腐ぉぉぉぉぉぉ!!
何コレ!なんでこんなことするのかな!?
握りこぶしを掲げて、おー!とか……かわいい!!
双子、ワンコ恐ろしや……
うぉ、ちょっと待って!!
引っ張らないで、歩けるてば!腕が……
あ、書記さんも双子に言われて背中を押さないでいいから!!
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