👹土曜日(3日目)👹

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それからしばらく歩いて… この前、発砲されかけた交番の前を通りすぎ 帝様の足が止まったかと思ったら 急に子供の姿に化けて見上げられるっ e45b44dc-2652-4b61-b99a-531d9e1c11fe あたし 紀伊那 美篶(きいなみすず) 「み、帝…さま?」 その子は微笑みながら頷く。 子供姿 鬼子ノ帝(おにごのみかど) 「エヘヘ…どう?子供は嫌い?」 あたしは、小さく微笑んで その手を繋いだ。 あたし 紀伊那 美篶(きいなみすず) 「うふふ…ううん、嫌いじゃないの 可愛いなって思っただけ…♪」 帝様は頬を赤くして いつもの大人姿に戻る… 人姿 鬼子ノ帝(おにごのみかど) 「や、やっぱり…この姿で行こう… どうも…そなたといると調子が狂う。」 朝早いこともあって、人通りは無く どの家も寝静まってる… 今の帝様の変身を見たのは、あたしだけ。 それから、手を繋ぎながら 一緒に…まだ寝静まってる街中を歩き 目的地の森にたどりついた。 あたし 紀伊那 美篶(きいなみすず) 「あたしも…今の姿の方が…//」 好き…と言いかけたけど 口にすると恥ずかしくて ボソッとそれだけ呟いた…// 人姿 鬼子ノ帝(おにごのみかど) 「…//」 森に入り、昨日の祠前まで誘われるように来ると 祠は木っ端微塵(こっぱみじん)になっていた… あたし 紀伊那 美篶(きいなみすず) 「わあ…見事に跡形もないですね…(汗」 隣に帝様が並ぶ。 人姿 鬼子ノ帝(おにごのみかど) 「崩れた音は聞こえたが まさか…ここまでとは…」 帝様も苦笑していた。
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