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「ばぁちゃん、お願いだよ！
また美味しいおはぎ、食べさせてよ！」
ごめんねぇ、
それはもう叶えてあげられそうにないよ…
今はただ、眠気に支配され、痛みは感じないんだ。
昨日まであんなにからだの節々が痛かったのに。
きっともう、死ぬんだろうねぇ、、、
でも、ばぁちゃん、後悔はしていないんだよ。
子供が生まれ、孫が生まれ、ランドセル背負うところまで見れたんだから。
たくさんの幸せなことがあった。
他人よりずっといい思いをさせてもらったと思う。
寿命で死を迎えることが出来るなんて良いじゃないか。
天国で待っているから、ね？
ほら、あと50年でもいい、100年でもいい、
いつまでも待っててあげるから。
いつかまた会えるから、きっと。
だから、、、
だから、みんな、泣かないでおくれよ。
あぁ、眠いなぁ。目蓋がもう開かないよ。
おやすみ、みんな。
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