鬼畜辣腕社長に叱られる

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大学入学後まもなく起業した嶋田社長は、大学院博士課程に在籍しながら社長業務を行なっている頭脳明晰な男。 賢さだけでなく、180cm以上ある身長にデスクワークなのに引き締まった細マッチョで、顔は……超絶イケメン。 二重幅の大きな瞳に濃くて長いまつげ。 すっと通った鼻筋と薄い唇。 ダークブラウンのさらさらの髪。 端正すぎる顔立ちに、誰もが見惚れる。 全国各地にリモートで勤務している社員が142人。 営業が42人にシステムエンジニアが84人。 総務経理人事が16人。 設立10年目の会社だけど、営業利益が25億円とかなり業績がいい。 システムを商品として扱っているから、システムエンジニア1人1人に高機能なパソコンとノートパソコン、営業にもノートパソコンとタブレット端末を配給している。 ほぼリモートワークだから、社員全員に仕事用携帯電話としてiPhoneを持たせてる。 「……タナカ電機さん、これで納得してくれるかな。明日、提出して、確認して貰おう」 家電量販店シェアNo.1のタナカ電機から修理対応AI自動電話応答システムの開発の依頼がくるなんて、かなり光栄な事だけど、規模が大き過ぎるからエラー起きたらどうしようと、恐ろしくなる。
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