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遠方から来た孫
<サガシテミル?:遠方から来た孫>
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――3月の末、遠方から来た孫。
目に入れても痛くない娘から生まれた、それに勝るとも劣らない存在。
私はこの歳で再び母性のようなものを感じるとは思わなかった。
それ程までに、可愛くてたまらない孫のカレンちゃん。
「コラ、カレン! きれいなお洋服が汚れちゃうでしょ!!!」
娘がその娘を叱っている。そんなに頭ごなしに言わなくてもいいのに。
私もアナタにそんな風に怒っていたから、変なところが似たのかしら。
「ばあば、ばあば」
カレンちゃんが笑顔で駆け寄ってくる。
「なあに?」
「これ、あげる」
渡されたのは、丸い石。まるでうずらのたまごみたいにツルツルの石。
宝物を扱うみたいに両手で丁寧に、小さな手から私の手のひらに。
「……たまらん」
「え、ばあば、なあに?」
「ううん、ありがとうね。大切にするわ」
そう言うと、返した笑顔が輝いた。
その可愛さはすごい。可愛すぎてエグい。
エッグい笑顔を携えた孫。
3月の末にやってきた。
春と一緒に、幸せが来た――。
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さて、この話の中に「たまご」はいくつ出たでしょうか?
サガシテミル?
ヒントは「遠方から来た孫」
****から
****までの中で
サガシテミル?
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