公演を控えた俺が大正時代に転生して溺愛されました。

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「カヨさん、夕飯のお手伝いしますね」 カヨはびっくりして 「旦那様のお嫁さんになる方がこのような…」 毎日自炊してた俺は台所仕事なんて容易いと思ってたが流石に勝手が違う。 現代の便利器具が一切ない。 包丁は使えるから野菜を剥くのと切り専門てお手伝いした。 「お嬢様は器用ですね。助かります」 「お役に立ててれば嬉しいです」 「静子様は今までいらした方達とは何か違いますね。こんな私が言うのも何ですが、旦那様と上手くやれそうな気がします」 「そうですか」 と言いながらあの綺麗な顔を思い出してた。 「カヨさんは旦那様とは長いんですか?」 「私は四季様の乳母でした。だから母親みたいなものですよ」 本当に優しそうなお母さんって感じ。 カヨさんがいい人でよかったけど、結婚が決まったら夜はどうなんだろうか、、、 BL的なアレ…? いや体は女なんだから違うよな…? 「静子様、少しお顔が赤いですね。疲れが出たかもしれないので夕飯ができるまで部屋で休んでください」 顔が赤いのは夜を想像して〜! と思ったけとお言葉に甘えて少し休むことにした。
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