恋の代行をする吟遊詩人

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中世、欧州 辺り かも知んない・・。 黒のにやんこは‥とある吟遊詩人さんから頼まれものを頼まれたりする・ 「いいかい いつも美味しい残りもの・・じゃなかった 美味しいご飯を君に僕はあげている」 ジト目の黒猫に睨まれる 少年の姿をした魔物な吟遊詩人 「いや、貢ぎ物しているの いつも受け取って頂き感謝ですよ ・・だからね 僕の頼み事を頼んでいいかな うふ」 何故か、ちょっと弱きモードも入っているようにも見える吟遊詩人 「この恋文を ある姫君に届けてくれる?」 頼まれていましたのだった 餌という貢ぎ物を受け取っているので 一応頼まれてやったのだった・黒猫 かくして届けに行ったのは良かったが・・ 「きゃあああんん 可愛い黒猫たん」小さな姫君は大喜びで ・・ あ、恋文が外へと飛んで・・まあ、いいかニヤン(おい!) 「まったく、あの子(黒猫)来たら あの女の子、いや、小さな姫様 霊感が異常に強くて 魔物の僕は苦手なんだけどね」ため息一つの吟遊詩人 飛んだ恋文を取り戻し 吟遊詩人は 恋文を その手にして 「隣に住む男の子 貴族の若様の恋のお届けもの・・やはり僕が届けえるのか」 そんな事を呟く ぼやく吟遊詩人がいる。
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