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「ねえ、君。ちょっと来て」
王子さまは、エスカルパンを衛兵の足に履かせてみた、ほんの戯れに・・・。
ぴったりだった!
王子さまは、その衛兵がスポーツ大会の短距離走で、ブッチギリの金メダルだったのを思い出した。
王子さまは、衛兵に靴下を脱ぐよう命ぜられた。
衛兵の足の裏は、傷だらけだった。
それは、エスカルパンを履かせた方の足。
もう一方の足の裏はつるつる、傷ひとつなかった。
王子さまが立ち上がると、衛兵はちょうど同じくらいの背丈だった
王子さまが、兜を脱ぐように命ぜられると、美しいお顔が現れた。
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