祖父と闇

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沢山の人が参列した。 そして、葬儀も終わり出棺。霊柩車が家の前を通り火葬場へ。 「それでは、最後のお別れを」 とうとう火葬の時。 みんな涙を零しながら祖父に声をかける。 「じぃちゃんっ、ありがとう、、」 俺も祖父の顔を見ながら感謝の言葉を残した。沢山可愛がってもらった。大好きな祖父。 悲しくて仕方ないけれど、いつか別れは来るのだと、嗚咽を堪えながら別れを告げる。 「っ、、じいちゃん、、」 目から涙が一筋零れた。 そのとき、 カッ!!!!! 「...……」 「...……」 「...……え?」 祖父、開眼。
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