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僕は荒い息を吐きながら起き上がり、ベッドサイドにあったティッシュを数枚取り出して克己の口元に持っていく。 「ご、ごめん、克己!ペッてして」 「大丈夫、飲んだから」 僕が焦ってるのとは逆に克己は、いたずらっ子みたいに笑ってる。 「そんなの飲まないでよ。 あ、じゃこれ、口直しで飲んで」 ペットボトルのコーラを渡したけど要らないと言う。 「それよりも、理琉。…ここに入れたい……」 膝立ちの僕を両手でギュッと抱き締めた。 そして、片手をつぅーっと背中からお尻に這わせ、さっきまで指が挿ってた所に、後ろからお尻の割れ目から指でなで回した。 僕の太股には熱くて太くて硬いモノの感触が。僕のも克己に当たってる。 「―――うん、きて克己」 ゆっくりと僕を押し倒した。 僕は羞恥心でドキドキして堪らないけど、足を広げ両膝を立てた。 その足の真ん中に克己がいて――。 見せつけるかのように克己は、 コンドームのパッケージを歯で開けて猛るぺニスに装着し、ローションをたっぷりと塗り付けて、僕の足を掬い取った。 後孔にそれが添えられただけで、ゾクゾクッと背中を快感が走る。 唇が重なり、舌を絡められて、それに応えるように僕も絡める。 「痛かったら言って。なるべくゆっくり入れるから」 克己を見ると、愛おしむような、潤んだような目で克己が僕を見ていた。 ドキドキが止まらない…。 囁くように呟くようにそう言った瞬間、僕の中に克己の猛ったモノが押し入り、思わず仰け反る。 「あぁ、…ん……、ふぅ、…ん」 少しだけ頬を上気させて荒い息を吐きながら見下ろす克己。 受け入れてる所が少しずつ、少しずつ挿入される。 「もう少し頑張ってな?痛い?」 「あっ、ん、大丈夫、痛く…ない、かつ…み、あっ…」 ゆっくりと僕の中を突き進んでくるぺニス。 意外にもあまり痛みはなく、寧ろ快感を拾って思わず喘ぎ声を漏らす。 それとは逆に額から汗をかきながら克己が熱い吐息を吐いた。
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