229人が本棚に入れています
本棚に追加
38
「きっつ…、ごめん、俺が我慢できない。あとで殴っても良いから全部入れさせて―――」
そう囁くと、ぺニスをグッと僕の中にグイグイと埋め込んできた。
「ああっ!…あ、ふぅ、あっ…んっ……っ…んんっ…」
抉じ開けるように奥へ奥へと入って来る圧迫感と違和感が凄くて、思わず克己の首に腕を回し爪を立てて叫ぶように喘いでしまった。
克己は少し眉を寄せながらフゥーフゥーと息を吐く。
「……っ、きつっ………全部入った、理琉。痛くない?」
お腹ん中でゴム越しでもわかる脈打つ熱いぺニスが馴染むように、
克己が動かないでじっとしてるせいか、僕も何とか息を吐く余裕が生まれた。
僕の中に克己が全部入ったの?
僕は克己のモノを全部飲み込んだんだ―――…。
嬉しい。
嬉しくて微笑んでしまった。
「克己のだから…痛くない……あっ」
そう言うと克己が僕の中で大きくなった。
「そんな可愛い事言って煽るなよ、動くよ?」
煽るだなんてしてないよ?
そう言うつもりだったけど唇が塞がれて飲み込んだ。
「――――ん、」
克己がゆっくりと腰を使い始めた。
「あ……っんぁ……っ、ふっ…」
入り口付近に引っかかるように止まって、その後グイッと奥まで挿し込まれる。
擦れる内壁からジワリと快感が生まれる。
こんなのはじめてなのに――…
「―――理琉、…んっ…」
克己が僕の名前を呼ぶ。
奥に克己を感じるたびに、
克己が動くたびに、
僕の口から嬌声が漏れる。
「……っ、……ああぁ、んんっは……っ」
「理琉…可愛い」
ギュッと締め付けているのが自分でもわかる。
「ナカすごい……ちょっと緩めて……すぐ、イっちゃいそ……っ」
「……っむ、無理…っ、、できない……ぅあ……っ、……」
最初のコメントを投稿しよう!