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「はっ…ん、…ふっ… 」 キスをしながら、 抱き締め合いながら、 気が付けばベッドに押し倒され、全裸になっていた。 力が抜けベッドに身を沈める。 絢斗はメガネを外し、ベッド横のサイドテーブルに置いて、オレを跨ぎ覆い被さる。 目と目が合って、微笑みながらまた唇を合わせた。 オレは絢斗の首に両腕をまわす。 淫らな水音が静かな部屋に響く。 舌と舌が絡み合い、絢斗の舌が口内で動き回る。クチュクチュと濡れた音が響く。キスだけでこんなに蕩けるような快感なんて知らない。 「あっ…っふっ…、んっ、ん、」 「煌太、下触っていい?」 「…ん 」 軽くぺニスを握られ先の部分をグニグニと刺激してくる。 その動きだけで腰が跳ねる。 「感度いいな。触るたび反応して…。先の方濡れてる…。わかる?ほら?ずっと厭らしいヌメヌメ、涎が溢れてくるの…わかる?ん?煌太…。」 いちいち言うな!って言い返したいけどそんな余裕がなくて、 ただ喘ぐしかできなくて ――… 「…ひゃっ、…っや、ふ、……んっ、」 耳元で囁かれ、耳を甘噛みされ、耳の中に舌を入れられて、ゾクゾクする。 手が離され、腰を浮かしぺニスを絢斗の腹に無意識に擦り付けてたが、どちらかともなく互いに固くなったぺニスを擦り合わせるように腰を揺らす。 もう一度キスをしながら、お互いの固く勃起したペニスをオレの手でふたつ一緒に触れさせ、オレの手の上から覆うように包み、ゆっくりと上下に扱く。 「あっ、絢斗、あっ…ん、っん、気持ちぃ…っ…」 快楽に喘ぐオレを見る絢斗の表情は凄く妖艶だった。 オレは顎を上げ背を反らし、腰を揺らす。絢斗は煽られたのか昂りが増した。 扱く力を強めスピードも上げる。 「はぁ…あぁ、」 「や、……っ、だめ、イきそ……っ」 「……っ、わるいっ、オレも、余裕…ない、イケよ…オレも、イキそう」   「あ、あっ…ん け、けん、…と、絢斗~、も、もうダメっ、…ああっ…イクッ!」 「オレも……ック…ぁ」 ほぼ同時に白濁は、互いの手と腹を汚した。
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