3人が本棚に入れています
本棚に追加
ゲリラ豪雨と夕方の帰宅ラッシュが重なってか道路はかなりの渋滞していた。それに重なり前方では事故があったようだ。
「全く進まないねぇ。」
「そだねー。今日中に帰れるかなー。」
雨は少し落ち着いたものの渋滞の列は長く続いた。辺りもすっかり暗くなっていた。
「あ、少し行った先に抜け道がありそうだよ。これなら渋滞を回避できるんじゃない?あっ、でもかなり細そうな山道だし危ないからやめとく?」
私は携帯で調べた抜け道情報を彼に見せてみた。彼は少し悩んでいたが
「少しでも早く帰りたいし行ってみようか。オレにまかせろー。」
そう言って私たちの車は渋滞の列から抜け出し私が提案した山道へと入っていった。
最初のコメントを投稿しよう!