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五巻全てを読んだものの、内容をよく覚えているのは、この神話の部分だけである。
そこから先は、鉄製の武器を持った国が銅製の武器しか持たない国を滅ぼす等の、日本とちょっと被る様な内容の黎明期
高句麗(コグリヨ)・新羅(シンラ)・百済(ペクジェ)の三国時代
唐との関わり、高麗(コリョ)の時代
…といったような、日本の教科書にも出てくる国名が並ぶ。国名の韓国読みだけは今でも覚えている。
そして最終巻は日本の統治時代〜現在(当時80年代)であり、内容は「お察しの通り」である。「伊藤博文が悪人として描かれていた」と言えば、想像がつくだろう。
そして私はそれとは別に、学級文庫や図書室にあった「はだしのゲン」を読み始めた。あれも相当にインパクトの強い漫画である。
そういったものに偶然触れる機会があり、そして次第に興味を持ち、読み進めていく。「はだしのゲン」は小学生の間に何度も読んだ。
こういった事が、私の中に「無自覚な反日」を育てるキッカケとなっていった。今振り返るとそう思えてしまう。
どういった事を指して「無自覚な反日」と私は呼ぶのか、それはまたいづれ書こうと思う。
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