あとがき その3「歴史の一貫性」

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 ただ残念ながら、日本人の多くは(下手をすればほとんどが)、自国の歴史のありがたみを忘れ、その価値を全く理解出来なくなっているのが現状だろう。実に勿体ない。  日本叩きに必死なクソサヨクは言うまでもないが、そこ迄でなくとも「自分が日本人だなんて思ったことなんかない」と言ってしまえる人は多いだろう。未だ「日本人であることに無頓着」な人が多数派ではなかろうか。 (何かしらで検証した訳ではなく、あくまで私個人の印象でしかないが)  そしてネトウヨもまた然りである。  「天皇陛下万歳」と言いながら、「天皇・皇室」の尊さを敬愛に換えて己の心根に据えている者がどれだけいるだろう。  「日本」や「皇室」を自慢げに語り、私等韓国人(及び朝鮮人)を見下して笑う。そこに「日本人としての尊厳」など微塵も感じられない。  「俺の先祖は◯◯だ」などと勝ち誇り、それをアイデンティティの代わりにしている輩と大差無い。下手すればそれにも劣る。  「日本」や「皇室」を誇っているようでその実、自分達の嫌いな三国人(中国・韓国・朝鮮)を相手に勝ち誇って威張りちらす。そうやって己個人のプライドを満たしているだけだと、私にはそのようにしか見えない。  まぁ威張りちらすと言っても、どうせその相手は私等韓国人(及び朝鮮人)くらいのものだろう。ましてアメリカ人を相手には死んでも同じ事は出来まい。  そんな輩が「日本人」か。「保守」か。  「ネトウヨ」でしかなかろう。  こういった点において、「日本を相手にひたすらマウント取ろうとする韓国人」と上述の「ネトウヨ」は、同種・同レベルの人間だと私は思う。
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