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故郷が南側なんだから「韓国籍」を選ぶ。 「朝鮮」では実際には無国籍と同じものだから、「韓国籍」を取得する。
一時期「大韓帝国」なんて国号もあったし、「韓国」の名乗りに抵抗は無い。
「朝鮮民族」なのだから、「朝鮮」のままでいる。 或いは共産主義に憧れ、「朝鮮」を選ぶ。
元々「(李氏)朝鮮」だったのだから、「朝鮮」のままでいたい。「韓国」の名乗りはいきなり受け入れられない。
等々、当時の「在日・朝鮮民族」たる祖父母達が、如何にして韓国或いは朝鮮を選ぶか、個々に様々な意志や考え方があったのではないか。私はその様に「想像」する。
(「考察」と言いたいが、やはり「想像」と言うべきだろう。)
己の想像の物語と過去の出来事を並べて語るのは、正直ナンセンスだと思うが、当時の「朝鮮半島分断」からの「在日・朝鮮民族」の紆余曲折を推し量るに、私にはこういうやり方しか思いつかなかった。
ただ私としては、自分自身の実体験も含め、「朝鮮籍」を選択した者が皆、ネトウヨが言うような「将軍様マンセー」で大方占められているとは、到底思えないのだ。
また、「朝鮮」の外国人登録は「国籍」ではない為、朝鮮「籍」ではないのだが、この作品内では「韓国籍」と併記する都合から、便宜上「朝鮮籍」と記させて頂く。
以上、ご容赦頂きたい。
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