「活動」に染まった友人

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私「よお、◯◯。送られきた封筒の中身見たんやけどさ、これどういうつもりなん?(⁠˘⁠・⁠_⁠・⁠˘⁠)」  彼は「そうか、読んでくれたのか!」と謂わんばかりにテンションを揚げ、まくし立ててくる。私は「ちょっと待てや」と止め、質問した。 私「前に俺が在日韓国人って教えとったよな? 忘れたんか?⁠(⁠ò⁠_⁠ó⁠ˇ⁠)⁠」 彼「いや覚えとるよ、勿論。ʘ⁠‿⁠ʘ⁠」 私「じゃあ何で知ってて韓国人の俺にこういう事してんの?⁠(⁠ò⁠_⁠ó⁠ˇ⁠)⁠」 彼「は? だって日本人は皆知っとかないけんやん! 考えないけん事やろ!(⁠╯⁠°⁠□⁠°⁠)⁠」  …と、彼は更にテンションを揚げ、同じ事を主張する。私は苛立ちを抑えられなくなり始め、やや怒りの口調でもう一度聞き返した。 「だから『何で韓国人の俺にそんな事言うてくるんか』って、聞きよるんよ俺は。⁠(⁠ò⁠_⁠ó⁠ˇ⁠)」  この時点で「聖教新聞を購読してくれ」とか、「創価学会の活動を知ってくれ」とか言ってくるのであれば、まだ「意図」という意味で理解出来たろう。  正直なところ私としては、出来れば「言う相手が違う」と察して欲しかったのだが、私の期待する反応は返って来なかった。  そして私は「理解」した。  「あぁコイツ、自分のしてる事が自分で理解できないんだ。自分の言いたいことしか頭にないんだ。」と。
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