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「本は面白い?」
「あ、すみません!」
のぞのぞの存在に気づいたシエリは慌てて本を閉じた。
「良いわよ、意固地になっちゃう気持ちは私もわかるもの」
のぞのぞは言った。
「私…本当はみんなと仲良くなりたいんです…でもでも特性があるから…いつも誤解されて…」
シエリが泣き出した。
のぞのぞはシエリをただ優しく見守った。
「偉いわそれでも働こうという気になったんだもの」
そしてそしてのぞのぞはシエリを案内する。
シエナはとても広くて色んなバリエーションのあるスイーツ城を目を輝かせて見ていた。
ーーーそしてそして
「うぅ、私怖いです……」
「大丈夫ですよ私もついていますから」
「お姉さん頑張るですう!」
シエリはハサミを持って羊の毛刈りをした。
はじめは羊を傷つけやしないかと思われたがくるシュカの必死の指導もありシエリは仕事を無事やり遂げた。
「やった……」
シエリは額に汗を滲ませながらも達成した事にやり甲斐を感じだした。
そしてそしてそれを遠目に見るナリ坊。
「うふふ良かったじゃんシエリちゃん♪」
「ちょっと本来なら貴女が教えなきゃいけないんじゃないの?アンタの従姉妹でしょ?」
ポーネが言う。
「私が行くと喧嘩になっちゃうのよ!だから私は見守るしか出来ないの!」
ナリ坊は言い返す。これも仕方のない事…なのか?
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