駆け出しメイドがやってきた!

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そして苦手意識を持っていた明日香も徐々にシエリに馴染んだ。 「どうだった?スイーツ城を回った感想は?」 「はい!とっても広くて…探検したい気持ちになりました!」 シエリは目を輝かせて答えた。 「そうだねー私も25年生きてきたけどスイーツ城みたいな広いところは初めて回った時おったまげたもんだ」 と明日香がこう言った途端シエリは固まった。 ガチンゴチンと。 「どうしたのシエリさん?」 のぞのぞが話しかけても中々反応しない彼女。、 「あれ?私何かいけない事言った?」 暫くするとシエリは我に帰る。 「はっすみません考えごとしてました……」 (やっぱり変わってるなこの子…) 「ところで何考え事してたのかなー?」 ヒクヒクしながら聞く明日香。 「いえ、明日香先輩て結構おばさんなんだなって…」 (コイツ…) (明日香抑えて抑えて!) 隣にいたのぞのぞは怒りそうな明日香を止める。 でも、歳が近いくるシュカとは結構馴染んでいる様子だった。 「乱法師様間近で見たけどカッコよかったなあ!」 「凄いです!ところでどうだったんですか!?」 くるみんの話に興味を持ち出すシエリ。 そしてそして…。 「よく見たらシュカシュカ先輩って羊さんみたい♪」 「揶揄(からか)うなですぅ!」 シュカシュカとも(じゃ)れていた。
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