9人が本棚に入れています
本棚に追加
そして苦手意識を持っていた明日香も徐々にシエリに馴染んだ。
「どうだった?スイーツ城を回った感想は?」
「はい!とっても広くて…探検したい気持ちになりました!」
シエリは目を輝かせて答えた。
「そうだねー私も25年生きてきたけどスイーツ城みたいな広いところは初めて回った時おったまげたもんだ」
と明日香がこう言った途端シエリは固まった。
ガチンゴチンと。
「どうしたのシエリさん?」
のぞのぞが話しかけても中々反応しない彼女。、
「あれ?私何かいけない事言った?」
暫くするとシエリは我に帰る。
「はっすみません考えごとしてました……」
(やっぱり変わってるなこの子…)
「ところで何考え事してたのかなー?」
ヒクヒクしながら聞く明日香。
「いえ、明日香先輩て結構おばさんなんだなって…」
(コイツ…)
(明日香抑えて抑えて!)
隣にいたのぞのぞは怒りそうな明日香を止める。
でも、歳が近いくるシュカとは結構馴染んでいる様子だった。
「乱法師様間近で見たけどカッコよかったなあ!」
「凄いです!ところでどうだったんですか!?」
くるみんの話に興味を持ち出すシエリ。
そしてそして…。
「よく見たらシュカシュカ先輩って羊さんみたい♪」
「揶揄うなですぅ!」
シュカシュカとも戯れていた。
最初のコメントを投稿しよう!