お笑いの修行じゃありません

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「ワイか?ワイはチイチイやな!可愛いし強いし、料理は美味いしあんなん男は放っておかれへんやろ!」 アレンは少年のように目を輝かせて言う。 「そ…そうですよね…(はぁ振られちゃった…)」 シエリは沈む。 私て魅力ないからな。 サリーナそう言えばメイド隊スカウトされてたな。 こっちとしても絶対入ってきて欲しい。 そうしたらあの子しっかりしてるからすぐにメイド長になっちゃうかもだね。 「シエリはん…」シエリが考え事をしている間アレンが質問をぶつける。 「はい?」 「シエリはんの笑った顔、めっちゃ可愛いかったで!」 アレンが言った。 「もう!」 反論しつつ頬を赤らめるシエリだった。 続くーーー
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