駆け出しメイドがやってきた!

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そしてそしてーーー カマンとシエリが牛の乳搾りをしていたが…。 「アンタまだ仕事してんの?」 「自分のペースでやらせてください」 カマンが少し怒り口調で言うとシエリもまた同じ口調で返した。 「どきなさい!アンタがやってると日が暮れるのよ!」 シエリを突き倒しカマンはシエリの分までこなす。 カマンはゆっくりマイペースなシエリと違いテキパキと仕事をこなすが…。 「うわーーーーっ!!」 シエリが突如キレ出しカマンに噛みつきだした。 「何するのよ離しなさい!!」 「がるるーー!!」 カマンとシエリが喧嘩になり牛もパニックになって走り出す。 ブモーーーッ!!! そこにノフィンとトーマがいた。 「ホーリーネット!」 トーマが牛を止めた。 「どうしたんだまた?」とノフィン。 すると「アンタなんか辞めちまえ!!」とカマンの怒鳴り声がした。 行ってみるとその場は部屋は滅茶苦茶になっておりカマンとシエリはメイド服をボロボロにさせて髪もくしゃくしゃになっている。 シエリは這いつくばっておりカマンが殺気の籠った目でシエリを睨んでいた。 シエリはグズるが状況がヤバくなっている事にトーマが気づく。 シエリから闘気が湧き出しているのだ。 (ヤバいぞヤバいぞこいつはヤバいぞ…) トーマはなんとかしないといけない焦燥感に駆られまくる。 続くーー
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