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そこでシエリはフットのおすすめした曲を脳内再生しまくりながら作業をする。
そのノリのいい曲にシエリの仕事は捗るのだが。
それは行き過ぎると本人にトランス作用を引き起こしてしまう。
ドンドドンドン♪燃えろ燃えろフットのビート♪
シエリは急に踊り出した。
「し…シエリちゃん!?」
急に踊り出したシエリに琴奈はビックリする。
「俺は俺は挫けない〜〜〜例えチイチイから冷却期間置かれたとしても〜〜〜〜♪」
トランス状態になってしまったシエリは派手にぐるんと回り製品を沢山転がしてしまう。
おかげでラインは停止する羽目となりかえって迷惑をかけてしまった。
(あぁ私がシエリちゃんに冷たくしちゃったせいだ……)と琴奈は自分を責めた。
休憩中ーーー
「琴奈先輩ごめんなさい!」
「シエリちゃんごめんなさい!」
互いに互いのジュースを差し渡す両者。
「「あ…あれ?」」
互いの脳内にカラスがアホーと鳴きながら飛んでいく。
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