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琴奈はシエリを叱咤する。
「そんなの気にしちゃ駄目!じゃあさ、景気つけにいいもの見に行こうよ!」
琴奈がシエリの手を引く。「良いものって?」「いいからいいから♪」
そして琴奈はとある空間にシエリを連れて行く。
そこには二人の影が甘い声を出しながら愛のダンスを踊っていた。
「あ、駄目…明日香さんこんな所誰かに見られたら…」
「良いじゃんどうせ誰も入って来ないよのぞのぞ♪」
それは明日のぞだった。明日のぞはなんと女性同士で百合を楽しんでいたのだ。
「こう言うの駄目なんですううううぅ!!!」
「待ってシエリちゃあああぁん!!」
逃げ出すシエリを琴奈は慌てて追いかける。
シエリは逃げる最中こんな音楽が脳内再生された。
うっせぇわシエリver
発達とは 冒険とは それが何か見せつけてやる!
ちっちゃな頃から天邪鬼 気づいたら発達と言われてた。
定型妹みたいな思考回路 持ち合わせるはずもなく。
でも冒険が足りない何かが足りない困っちまうこれはきっとフットのせい あてもなくただ混乱するエイデイ
はぁ?うっせぇうっせぇうっせぇわ
ギザギザハートのシエリちゃん♪
続くーーー
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