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「でも怪我は大丈夫ですか?」
「姉ちゃん可愛いな♪なんて言うん?」
心配して寄り添うサリーナにデレながら聞くチイチイ弟。
「あ、先ずは自己紹介ですね、私はサリーナ・ユーノ、姉がお世話になっております」
サリーナは礼儀正しく応対した。
「うわぁなんて育ちの良い子や、そっちの姉とは大きな違いや♪」
「育ち悪くて悪かったですね!」
「はっはっは!」
シエリが捲れるのにフットは腹を抱えて笑う。
「でも昨日と言い貴方は好きになれません、お強いのに何故戦わないのです?」
ムスリとしながらもシエリは聞いてみた。
「好きになってもらわんでも構わんわ、なんであんさんにそれ教えなあかんねん」
サリーナが興味を持ち出す。
「それ気になりました、チイチイ弟さん、もし姉が言ってることが本当なら教えてください、何故戦わないのですか?」
「サーリナちゃんが知りたいなら教えたげるわぁ、デヘヘ♪」
チイチイ弟はデレだす。
「…」
フットはサリーナに今にも手を出しそうなチイチイ弟に微かに闘気を湧き立たせていた。
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