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麻友が不審に感じ始めたその頃…学園内では生徒会メンバーたちの主導により…(DOA)の開催準備が進められていた。(DOA)とはこの私立西皇学園にて行われているイベントで…1stステージからFINALステージまでの5つのステージが存在する競技にてチーム戦と個人戦に分かれて戦い…チーム戦では部活の垣根を超えた15名の生徒がチームを組んで…優勝を争う毎年恒例のイベントである。
??「よし。それは向こうへ運べ」
?「了解です」
その時だった。一人の少女が生徒会長「黒鉄」の元にかけ寄ってくる。
??「黒鉄さぁ~ーん」
黒鉄「ん?珠城…どうした?」
珠城「校舎裏の鳥居にこんな物が貼り付けてありました」そう言うと珠城はある物を黒鉄に見せる。
黒鉄「呪符?なのか?それは?」
珠城「よくわかんないから黒鉄さんに聞きに来たんですよ」
黒鉄「どれ?よく見せてみろ」そう言うと黒鉄は珠城から符を受け取ると…じっくり観察する。少し考えて…黒鉄はこう呟く。
黒鉄「奴なら何か知っているかも知れない。」黒鉄はポケットからスマホを取り出すと(符)のような物を写真で撮影すると不意に誰かに電話をかけ始めた。
♪♪♪♪♪♪
?「はい…どうしたんです黒鉄さん電話なんて珍しい」
黒鉄「いやぁちょっとな。安倍早速だがお前に確認してもらい物がある。少し前にお前に送信したLINEを確認してくれ」
安倍「はぁ?わかりました」そう言うと安倍は黒鉄からのLINEをチェックする。
安倍「見ましたけど…何ですこれ?」
黒鉄「お前にもわからないか?校舎裏の鳥居に貼り付けてあったそうだ」
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