第2話【ルナワールド】

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安倍「校舎裏に?」そう言うと安部は再び画像をチェックする。 安倍「あ!!黒鉄さんこれ。陰陽師が使う(符)ですよ」 黒鉄「そこまではオレもわかったんだが…その符どこかで見覚えないか?」 安倍「うーん…ちょっと待って下さいね?」画像を見ながら少し考え込むと安倍は不意にこう呟く 安倍「わからないです。黒鉄さんこれ…家にある符とは根本的に違うんですよ」 黒鉄「違う??」 安倍「うちの家に伝わる符と式神たちは‥セーマン(晴明桔梗・晴明紋・五芒星)という呪符を使用しているのです」 安倍「そして私たちは人形を媒体として術式を展開させる事で「青龍」「勾陣」「六合」「朱雀」「騰蛇」「天乙貴人」「天后」「大陰」「玄武」「大裳」「白虎」「天空」の式神十二神将を自由に駆使して戦っています」 安倍「ですが…見た所これはそのどれにもあたりません」 黒鉄「そうか?安倍にもわからない(符)なのか?」 安倍「はい。力になれずに申し訳ございません。」そう言うと安倍は電話を切った。 珠城「わからなかったんですか?」 黒鉄「あぁ。珠城この(符)を見付けた場所に連れて行ってくれ」 珠城「わかりました」 その頃…体育館では…DOAに向けての前夜祭ライブが行われていた。前夜祭はDOAに参加しない演芸系の部活動を中心に構成されておりルナが所属する軽音部もそれに該当した。 ?「ルナぁ?あんたDOAに参加するんでしょ?本当に良いの?」 ルナ「大丈夫(笑)大丈夫(笑)それにこのLIVEはDOAの為でもあるんだから」 ルナ「それよりメアリ‥頼んどいた物は出来てる?」 メアリ「出来てるけどこんな物何に使うの?」 ルナ「それはLIVEでのお楽しみ(笑)」そう言うとルナはニッコリ笑った。
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