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社長
浜風 華月
「朝だろうが夜だろうが関係ない
君は私が抜擢したのだから…」
朝から、こんなことされてたら…//
秘書
ワタシ
岬 美音
「っん…だ、だめです…
夜まで待ってくださいぃ///」
整った顔が、すぐそばにあって
ワタシの心臓が暴れまわってるっ
社長
浜風 華月
「く…わ、わかった…//」
社長は、そっと離れてワタシは暴れまわる
自分の心臓を落ち着かせながら
深呼吸しつつ、半分だけ脱がされた服を着直し
床に脱ぎ捨てられた自分のスーツの上着を着る…
秘書
ワタシ
岬 美音
「はふ…//」
なんとか落ち着いてきて
床に落ちてる、自分の仕事鞄を拾い上げた。
社長
浜風 華月
「ふう…仕事、するか…」
社長は机の後ろに回り、椅子に座って
引き出しからノートパソコンを取り出し
開き、電源をつける。
最初はどうなることかと思ったけど
仕事を始めてくれたみたいね…
社長
浜風 華月
「ああ、そうそう…君のその鞄だが…
接客スペースのコート掛けの下に置くと良い。」
ワタシは頷く。
秘書
ワタシ
岬 美音
「はい!」
言われた場所にあるコート掛けに視線を向けると
スーツの上着とシャツが、かけられていて…
その下には社長の仕事鞄が置いてあったから
その横に、そっと自分の鞄を置いたあとは
お茶を淹れてこようと思って、社長に顔を向ける。
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