episodes3 剣夜の館

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剣夜宅にて それぞれ親への連絡をした私たちは瑠奈の家の大きな玄関に居る…。 (威圧感が…。ものすごい。) 「私の家のリビング…。」と言いながら驚く紅葉。 それをものともせずシャキーンとした顔で部屋を案内する瑠奈はお嬢様オブお嬢様だ。 優しく挨拶してくれたのは瑠奈の妹、凛奈(りな)である。 顔立ちはモデル、体型もモデル、声も何もかもがモデルだ。 瑠奈とは少し目の形が違うけど姉妹だなと思うところはいくつかある。 「さぁ、今日はみんな私の部屋で寝る…でいいよね?」 「えっ…。みんな寝れるんか??」エマが不思議そうに聞く。 「あぁ、全然大丈夫だよ?あ、みんなと寝るの苦手だった?」と即答の瑠奈。 エマは笑顔で「全然!むしろみんなで寝るとか好きやわ〜。」 (さすが、エマちゃんだな。) そうして瑠奈の部屋に着き、大きなソファにみんなで腰を下ろした。 「そうや!みんなタメで話そ〜!堅苦しいのは疲れるやろ?」とエマ。 「うん。」「そうね。」「…いいと思う。」「大賛成!」 そうして私たちはタメ口仲間になった。 それにしてもすごい豪華な部屋だなぁ…。 天井は一部分がステンドグラスになっていて、窓には大きな水色の カーテンが掛かっている。ベットはきちんと整頓されていて、お嬢様が アニメで使うようなヒラヒラの短いカーテンがある。 「すごい…。豪華だ。」 緋色は、天井を見ながら驚く。 「うわぁ!タスケテ…。」 紅葉が特段大きな声で叫んで驚きていると紅葉の足元には例のアイツがいた。 次回、紅葉の足元にいた例のアイツとは…? 次回も観覧よろしくお願いします。
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