始まり

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【noside】 「「「きゃーーーーー」」」 「「生徒会の皆様よ〜」」 「「会長様ーーーイケメーン」」 「早乙女様ーー抱きてぇ」 「書記様ーーワンコ」」 「柊木様〜〜抱いて〜」 「庶務様ーー可愛いー」 食堂の中は声援というより悲鳴である 叫んでいるのは言わずもがな皆「男」だ 生物学上高い声を出すのはキツいだろうに どこからその声が出ているのだろうか 生徒会役員がキョロキョロと 人を探すような仕草をしたことに気づいた 生徒たちはもしや自分を、と夢を抱いたが それもすぐ覚めた 「静華!」 「あっ!今日校門であったな えーと、柚月!」 「名前覚えててくれたのですか 嬉しいです」 「へ〜この子がゆずちゃんが惚れた子かぁ 面白い髪型と眼鏡だね ん〜俺は好みじゃないかな 親衛隊の子たちは可愛いし、セックスも 上手だからね」 「お前名前なんて言うんだ? 親衛隊ってセフレか? お前寂しいんだろ、もうセフレ抱くの やめろよ!俺が友達になってやるからよ! 俺は須三嶺静華って言うんだ! よろしくな!」 「ふーんちょっと気に入っちゃったかも」 「なっ!魁兎、あなた何を言ってるんですか?」 「「ねぇねぇ転校生君ゲームしよ!」」 「いいぞ!どんなゲームだ?」 「僕は凪!」「僕は榧!」 「「どっちがどっちでしょうかゲームを  しよう!」」 そう言うと双子は転校生の周りをクルクルと 回ってピタッと止まった 「「どっちが凪でしょうか?」」 「こっちが凪でこっちが榧だ!」 「「!」」 「「凄い!正解だよ」」 「ねぇ凪」「そうだねぇ榧」 「「僕達も君のこと気に入っちゃった」」 「なっ!凪、榧貴方達まで、」 「おれ、いぬ、、い、はや、、よろ、、く」 「そうか!猋か!よろしくな!」 「!おれ、いって、、、かる?」 「ああ!これからは俺が全部理解してやる! 大丈夫だぞ!」 ギュッ! 「ん!よ、しく!」 「ああ!」 「「「「キャー猋様が汚れる〜」」」」 「「離れなさいよクソマリモ!」」 「なっ!そんなこと友達に言ったら ダメなんだぞ!」 「「「「「」アイツ生徒会の皆様と私たちを     友達ですってぇ!」」」」 「「ふざけんなクソマリモ!」」 「王道ktkr!!」
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