始まり

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【皇牙side】 風紀委員長 久瀬白亜嵐 こいつは唯一俺様と同じ土俵に立ち争える人間だ 家柄も顔も能力も同等なのに こいつはいつも飄々としてやがる 焦るところなど見たことがないだからこそ 腹が立つ 俺様が少し焦っているのが阿呆みたいだ いや、決して阿呆では無いが、 などと考えてるうちに風紀室に着いたようだ 「入れ」 とりあえず入るか、 「で、何故ああなった?」 「別に、なんでもいいだろう」 「良くない。先程も言ったが、  お前には生徒会長としての自覚がない、」 「お前が俺様の何を知ってる?  自覚はある!」 「ない。」 「ある!」 「はぁ、まるで話が通じないな」 「俺様は静華が気に入ったから  キスをした。それの何が問題なんだ!」 「だからお前は生徒会長で  一応親衛隊もある人気者であるという  のに1人の生徒を特別扱いしてどうする  ましてや大勢の前でキスなんて、  正気じゃない」 「風紀委員長静華は特別です。  少なくとも私にとっては、」 「俺は今こいつと話している  早乙女とは話していない」 「え〜なにそれぇ  連れてきたくせに俺たちは放置なんだぁ?」 「そんなに話したいなら(れん)と話しとけ」 「えぇ〜俺副委員長苦手なんだけどぉ」 「安心して〜俺も大っ嫌いだよ会計さん♪」 「やっぱりムカつくなぁ」 相変わらず魁兎と風紀副委員長仲悪いな やっぱり系統が似てるからか?
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