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天界がなくなって数日が経ち、僕はまだ魔界には行けていない。少し騒がしくなっているため、僕が怖がるかもしれないと、ラシルが言っていたため、僕も大人しく世界樹や屋敷で遊んでいた。
「ラシル! まだ駄目?」
「ッ……駄目。最近は毎日してるのに、そんなに獣人の姿でしたいの?」
「うん! 気持ちいいの好きぃ」
「でも、そんな数日では大きくなれないよ」
僕は獣人の姿で過ごすようにし、ラシルを誘っているが、まだ僕の体が小さいらしく、ラシルはなかなか僕を抱いてくれない。しかし、それでも誘えばラシルは喜んでくれ、僕も嬉しくなるため、毎日頑張っているところだった。
「ラシル、チュウしてぇ」
「喜んで! でも、まだ挿れないからね」
そう言いながらも、ラシルは指で気持ちよくしてくれ、僕が巣に誘えば、僕よりも先にキツネの姿になる。そして、僕も元の姿に戻れば、ラシルは腰を振りながら、毛繕いまでしてくれた。
「ノア、可愛いね。やっぱり、獣人の姿もいいけど、そのままのノアが一番可愛い」
「キュア!」
僕、このままが一番いいって! ラシル言ってくれた! 嬉しい、嬉しい! でも、獣人の方が気持ちいい。だから、頑張って大きくなりたい!
尻尾を揺らして、ラシルに抱えられながら眠りにつくと、起きた時には僕の毛が綺麗に整えられていた。
「ノア、起きた? おはよう」
「キュン(おはよう)」
でもまだ眠い。ラシルの手、気持ちいい。
「キュン(もっと撫でて)」
「か、可愛いッ……最近のノアは、前よりも甘えん坊だね」
僕がラシルの膝の上で丸くなると、ラシルは優しく撫でてくれる。
「ノア、発情してる? いい匂いする」
発情? 分かんない。僕、撫でてもらえて嬉しいの! もっと触ってほしい!
「ラシル、触って」
僕が獣人の姿になれば、ラシルからもいい匂いがして、首に噛みついてみた。すると、ラシルはキスをし、僕の服を脱がせて、体中を触ってくる。
「ノア……もう……我慢できない。先だけ挿れていい?」
「うん!」
やっとだ! やっと挿れてくれるって! 嬉しい、嬉しい!
そうして、ラシルに背を向け、お尻を高く上げると、ラシルは僕の尻尾を掴み、熱いモノがゆっくりと挿入ってこようとする。
「キャイン、キャインッ」
痛い! ラシル、これ痛いよ。気持ちよくない。
「痛い? やっぱり慣らしても、まだ厳しいかな」
そう言って、ラシルは勃ち上がったモノを抜き、僕を抱える。
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