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「にしてもさ、やっぱり貴方達二人って、ほんとに付き合ってんの?」 改めて聞かれ、透は「う」と詰まる。 「はい、そうです。透さん、こないだはうちにお泊まりしましたよ。すっごく可愛かったです」 神崎が満面の笑みで答えている。 「はああ、可愛いねえ……」 東堂が呆れたような顔で透を見た。 「な、なんだよ!オレだって可愛いトコあんだよ!」 と透は反発する。 「ま、可愛いのは知ってるよ。虐めてくれーって言うんでしょ?」 「え、お前にそんなこと言ったことあるっけ……」 透は、遠い記憶を辿る。 「あるある。酔ってる時、ちょっとお尻とかお腹とか叩くと嬉しそうだよねえ」 東堂が訳知り顔で言うので、透は焦ってしまった。 「そうなんですね……」 微笑む神崎が少し怖い。またあの行為がエスカレートするかもしれない。 透は少しゾクゾクして、下半身が反応しそうになってしまった。
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