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私は今、どこにいるのだろう。
麗華に殴られた事までは、覚えているのだが、
いつの間に、こんな処に来てしまったのか?
地下道の様に見えるが天井はかなり高い。
かなりの人達が、足早に歩いている。
その人達の流れに沿って歩いて行くと着いた所は駅だった。
プラットホームでは、見知らぬ人達が、列車を待っている。
駅員から、急に声をかけられた。
「そこの人、そんな処でうろうろしないでください。
ところで、切符はもらいましたか?」
「切符?もらってはいませんが、どこに行く切符ですか?」
「それは、切符を渡す人に聞いてくださいよ。
あそこですから」
と、言って切符売り場の方を指を挿した。
多くの人が並んでいる。
「今日は、大きな事故があって、忙しい、忙しい!」
と、言いながら黒ずめの制服を着た駅員は消えて行った。
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