プロローグ

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プロローグ

 私には、異世界でも、人間世界でも、最強の騎士であり、発達障害を持つ大学生の幼馴染がいる。  その名も、誠君。  彼は、極度の変わり者。  そして、私も晴れて大学生になれたけれど、誠君は、ハーレムに憧れているのか、幼馴染グループを五人で結成していた。  厳密に言うと、幼馴染ではないのだけども、誠君の強引な希望により、幼馴染の部類にされた。  高校三年生の頃からの幼馴染。  高校二年生の頃からの幼馴染。  高校一年生の頃からの幼馴染。  中学三年生の頃からの幼馴染がいた。    だけど、そんなる日、田中さんという、魔界王と名乗る者に、高校三年生からの幼馴染が婚約してしまい、大学を中退して、結婚するものだから、彼はショックを受けていた。  誠君は四人きょうだいの末っ子で、両親は離婚していて、姉二人と兄一人とは別居状態だけど、高校二年生からの幼馴染が、誠君のお兄さんの勇気さんとの間に子供を身ごもり、退学した。 「こんなの裏切りだ・・・・」  彼は、しょんぼりとしたけれど、高校1年生の頃からの幼馴染と、私がいる。  三人でいれば、なんとかなると思っていたけど、高校1年生からの幼馴染も、兄の勇気さんとの間に子供を身ごもっていた。  中学三年生の頃からの幼馴染も、勇気さんとの間に子供を身ごもって、退学。    勇気さんは、、誠君の中学二年生の頃からの幼馴染と浮気して、妊娠していたし、  誠君の中学一年生の頃からの幼馴染とも、やっていた。  誠君の小学六年生の頃からの幼馴染、小学五年生の頃からの幼馴染、小学四年生の頃からの幼馴染、小学三年生の頃からの幼馴染、小学二年生の頃からの幼馴染、小学一年生の頃からの幼馴染、幼稚園年長からの幼馴染、幼稚園年中からの幼馴染、幼稚園年少からの幼馴染とも、浮気をしていて、これで14股という、二桁を超える浮気。  妹二人の前では、かっこいいお兄ちゃんを演じていても、弟の好きな人を奪って、妊娠させてしまう浮気性。  厄介なことに、妊娠したら、責任はとらないし、他人のふり。   「何股してたんだ、あいつ・・・・」 「落ち着いて、私がいるし」  長男の河上(かわかみ)勇気(ゆうき)さん。  妹の前では演技しているし、父親にも隠しているけど、かなりの浮気性。  母親は知っていても、父親は認めていない。  長女の河上(かわかみ)歌小(かこ)さん。  かなりの兄好き。  二女の河上(かわかみ)(うた)さん。  姉に嫉妬する。    誠君だけは、両親が離婚して、母親と同居しているから、苗字が違っていて、それが井藤(いとう)
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