~ prologue ~
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~ prologue ~
その日は最悪だった。テンション上がりすぎて舞台から落下。腰を痛めた上に、足を骨折した。組まれていたコンサートスケジュールは一部延期になって、人生で一番凹んだ。今思い返しても、あれ以上自己嫌悪に陥ったことはなかったし、あれだけ泣いたこともなかったように思う。 だけど、あの日俺は運命の男と出会った──。
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