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強く美しい女性が暴れたの巻
ジュニョクが王宮に行き
僕は何だか寂しいから不思議
ハンジュン兄さんが言ってた
アイツは強くて優しいから
最強なんだよ お前にだけは弱いが
何でなんだ?いつも何言われても
嬉しそうに何でもしてたよな
何か挨拶に来たか?
言われた瞬間涙が溢れた
僕に黙って行くなよ
毎日気配も、探すし薫りも探す
だけどあの秋の夕暮れの
キンモクセイの薫りはなかった
きっと凄い仕事してるんだろうな
何日間も会わないなんて
生まれて初めてだな そんな中
月が綺麗な夜にドハが来た
あの衣泥棒は来なくなったみたいだ
犯人捜ししなくて、良かったよと
しかし新しいワクワクを見つけた
最近なんだが深夜にだ
綺麗に見える女性が町中を
走っているそうだ
下心丸出しな若い衆が声をかけたら
無視して立ち去ろうとするから
三人で羽交い締めにしようとしたら
反対に三人共に 倒されたらしい
んで 去り際には女性と思えない
少し訛りのある口調で叫ぶ
サワンじゃねぇよ‼️
海辺の町の、訛りだったらしい
とにかく現場が見たくて
ドハと何回か町に出てみたが
中々遭遇が難しい
三日月の綺麗なある夜
幻みたいな嘘かもなと言ったら
ドハが笑って 幻は噛みつく?
最後に必ず腕に噛みついて消える
町では 呪いの歯形と噂になり
幽霊じゃないけど
かなり強靭な女性だなと囁かれてる
その夜ドハと二人で歩き回ったが
全く気配も無いから
秘密基地に帰る道で
僕達は!とうとう遭遇したんだ
綺麗なお姉さんだが
言葉が乱暴で武術に慣れてる
それから僕は爆笑して叫んだ
やめてよ!兄さん
だって みかんの薫りだよ
ソンユン兄さんは驚いて跳ねた
そして一目散に駆け出した
秘密基地に向かったんだな
チラリと見えた耳が真っ赤だった
ドハが何度も聞いてきた
ソンユン兄さんなの?
あの人何してるの?
二人で爆笑しながら秘密基地に
三人兄さんが怖い顔で待っていた
あのさお前の五感は凄い
それは認める
ソンユンは好きで女装なんか
してないからな!
確かに誰よか美しいが
いやいや そんな話じゃないな
町のさ女性を拐かして連れ去る
悪い奴らが徘徊してる
夜が多いから 強い女性で
痛い思いしたら落ち着くかと
随分前からソンユンにお願いした
しかし数は減るけど
根本的な、解決では無いよな
ヒウォンなら悪人の判断が
出来るよな? 薫りでさ
で ここは協力して
解決を目指そうよ
役人が動かないのも
胡散臭い
で、明日からさ
お前は女装ソンユンと
姉弟でも 恋仲でも良いから
町を歩いて 犯人を探せ
これはお願いじゃないから。
悪い顔な ハンジュン兄さんだ
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