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強く美しい女性が暴れたの巻2
ソンユン兄さんは ホントに美しい
しかしハンジュン兄さんが
ベタベタ触れるから やはり男性
ハンジュン兄さんは
女性が苦手なんだが 見た目じゃなく
何かが苦手なんだな?薫りか?
いや 喋り方かな?
とにかく今夜からは二人で
イチャイチャ? いや無理だな
ソンユン兄さんは仲良し姉弟が
良いらしい 仲良し?ってなんだ
夕方町に繰り出したら
突然手を繋ぐから驚いたし
耳元でドスの効いた声で
逃げんなよ! は
涙出る程怖かったわ
話ながら和気あいあいと見えた
かも知れないが 話の内容は
ニコニコ笑顔で説教をされていた
綺麗な笑顔で
お前昨夜笑ってたよな
殴らせるか 噛ませろ!
ヤバいヤバい やはりこの人
強いは 怖いは 正に漢だな
でも綺麗なお姉さんなんだが
段々僕は不思議な気分だった
何日か過ぎた頃だ
やたら悪そうな二人組に
後をつけられて居たんだ
仄かにする薫りには
嫌な気配しかないから
ソンユン兄さんに囁いた
彼等だ犯人は どうします?
後あの角迄歩いたら
君は振り返って叫べ
姉さんなんか大嫌いだ!
間違えんなよ
少し離れて
ハンジュンとヒョンが待機してる
合図は、君の声だから
ニヤリと悪い顔なソンユン兄さん
僕は心底怖い気分だった
後ろの二人じゃないよ
この綺麗な人がだ
角に来て振り返り叫んだら
そこから先は 阿鼻叫喚だ
二人の悪そうな人は
あって間に可哀想な人に成り果てた
三人兄さんは 楽しんでいた
捕獲したが役所には連れて行かない
秘密基地に拉致したんだ
黒幕を炙り出す為だ
二人は地方から雇われて来たと
若い女性を拐かし
ある場所に連れて行くと
報酬が貰える
その相手は顔を頭巾で隠し
彼等の姿や目を見ないで
女性だけを見てるらしいと
此処まで聞き出すには
全く時間がかからない
そう あの人たらしの
ヒョン兄さんに掛かれば
あって間だった
実に凄い技を見た気分だった
ドハは俯いて笑ってた
あれも才能だろ?人間も動物も
兄さんの魔法には逆らえない
とにかく明日
約束の場所に三人兄さんが行く
もちろん女装ソンユン兄さんも
僕達二人は記録係に任命された
何か下っ端扱いだが
仕方ないと思う反面
僕が見つけたのになとも思った
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