幽霊屋敷は秘密基地の巻

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幽霊屋敷は秘密基地の巻

b32f9796-4045-4aac-8534-9fdb4479e95f 僕の名前は ヒウォン 結構地位の高い父さんと (どんぐらい偉いかは知らないが) 何でも出来て賢くて綺麗な顔した ハンジュン兄さん (苦手は女性と恋愛とは不思議) いつも厳しく優しい愛する パッハルモニ 小さい頃から僕達を育ててくれてる 得意料理は小豆粥だが まるで共食いだなと思ってる事は秘密 普通に仲良く生きているが 実はハンジュン兄さん と僕の母は違う 両方の母が僕達を産んで直ぐに 亡くなったから 我が家の母の住まいとなってた 離れの名前は 母花瓜 (ボッカウリ) 夏の昼には 黄色の可愛い花を咲かせる真桑瓜 夜には白い可憐な花を咲かせる烏瓜 どちらも果実を実らせる 母としては縁起の良い屋敷だったが 相次いで起きた不幸のせいで この屋敷は封印されて 幽霊屋敷と陰口されている 父の命令でもう何年も 封印されている ある日一番仲良しの ドハがニヤニヤしながらやって来た ドハにも兄さんが居る それも僕と同じの母違いの ヒョン兄さんだ 実に男前で女性にもてまくる ハンジュン兄さんに 女性の扱い方を指導して貰いたい あの離れさ 本当に幽霊出るのか? 出ると、したらさ ヒウォンの母さん? いや ハンジョン母さん? 町では噂が絶えないからさ 僕達で解決しようよ‼️ やたら嬉しそうだ おい!僕と兄さんには 悲しい思い出の場所だぞ 楽しむなよ! うつむいて嘘泣き迄してやった んな、訳ないじゃん ヒウォンは絶対に 気になってる筈さ なんだ やっぱりドハには お見通しなんだな 僕があの場所を確かめて 秘密基地にしたい事も   さて密談開始だ 今夜あの離れに侵入しよう 何で夜? だって幽霊ならば夜だよね! 僕の胸はざわついた 楽しみだ しかし難問があるな いつも少し離れた場所から 見守ってる?いや監視してるだ 従兄弟のジュニョクを 先に巻き込まないと 面倒になるからな ふふ ジュニョクはさ 僕のお願いは必ず叶えてくれる 問題は近くにすりより話す事だ ドハに頼んで 一芝居した ヒョン兄呼んでるから 至急来て欲しいと 寡黙で優しいジュニョクは直ぐに来た そして僕に捕まった あのさ 今夜さ 母花瓜に 忍び込むから ちゃんと守ってね! お願いだからね 父さんにもハンジュン兄にも 内緒だからね❗ ジュニョクは不思議な顔しながら 胸を二回叩いた。了解した合図だ さぁ考えなきゃだよな
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